六本木ヒルズの天使

六本木ヒルズの天使」(木下半太)より「築地卸売市場のゾンビ」
稲葉慶子はゾンビになって生き返った。樹海で殺され、自殺として処理された。天使のような頬笑みの男に殺されたのだ。今は築地で「お帳場」さんとして働いている。殺した男はアマノ。有山は20年前、内田は15年前、稲葉は10年前、田端は5年前に殺されていた。稲葉慶子は、昔娘を殺した過去がある。パチンコ屋で車の中に、子供二人を置いて、二時間を過ごし、娘は死んだ。息子は助かった。息子は別れた夫が引き取った。5年ごとに殺しの誘惑に負けるアマノは、今度はその子供を標的にしているらしい。でも、土屋たちとタクシーに乗っていると、アマノから携帯が入った。「また殺してあげるよ。せっかく生き返ったのにね」と言った。GPSで追跡しているらしい。そして、スイッチを入れた音。タクシーが爆発した。
・告知。「バトルロワイヤル」と多重物が融合した私の「殺戮中」は超面白いから読んでね。大ドンデン返しあり。アルファーポリスのドリームブック大賞にも応募しているから、投票お願いします。1500点を稼ぐと出版できるの。「唐沢通信」(このブログ)に6月1日から連載してるから。まったく新しいジャンルを切り開いた記念碑的作品だから。7月1日から投票が始まっています。投票よろしくお願いします。また投票してくださった方がた、ありがとうございました。