六本木ヒルズの天使

六本木ヒルズの天使」(木下半太)より「六本木ヒルズの天使」
アマノは、六本木ヒルズのプールで泳いでいた。頭の中には母の声が聞こえる。小林芙紗子という女性に、殺人をしたことを見抜かれた。彼女が言った。「殺してほしい人がいる。ある男性の前で、私を殺して。そして、そいつが涙を流したら、私も殺して」。アマノはスーツケースの中に片足を入れている。ある男性とは、寺田幸三。彼は、50年前のことなんか忘れていた。芙紗子は寺田の前で言う。「あなたは私をシャブ中毒から抜け出させてくれた。それだけ」。アマノは芙紗子を殺した。六本木ヒルズに帰ると、吸血鬼たちがいて、アマノはぶん投げられた。そして、死んだ。
・告知。「バトルロワイヤル」と多重物が融合した私の「殺戮中」は超面白いから読んでね。大ドンデン返しあり。アルファーポリスのドリームブック大賞にも応募しているから、投票お願いします。1500点を稼ぐと出版できるの。「唐沢通信」(このブログ)に6月1日から連載してるから。まったく新しいジャンルを切り開いた記念碑的作品だから。7月1日から投票が始まっています。投票よろしくお願いします。また投票してくださった方がた、ありがとうございました.