京都鑑識

「京都鑑識」は面白かったわ。
まず、一条流の跡目決定の日の翌日。一条かおるが浴槽で殺される。死亡推定時刻は9時から11時。
自分で手首を切れば、小指の方が傷が深いはず。でも、逆。なので、他殺。多量の睡眠薬を飲まされていた。バラが浮いていた。碧く着色されたもの。日向リエが使っていたものが盗まれた。何かを落としてそれを誤魔化すために入れた?残るは日向リエと元家元の妻。
ワインの瓶に他人の指紋。一致したのは、相沢弘樹。日向のアシスタント。彼の証言。かおるに倍の給料で引き抜かれた。会ったのは認める。でも8時には出た。裏が取れる。さらに、その時、青いバラはなかった。青いバラは染料を吸わせたもの。
ところで、一条流には、健人という子供が習いに来ている。これは、一条流の家元の元愛人で、今は西田バラ店の社長の愛人のあやのの息子。
あやのが言う。息子は、家元との間にできた子。西田社長には認知を取り消してくれと言っていた。それなら、家元の死後でも、三年以内なら、認知代えが可能。
さて、次。西田社長がひき逃げされる。靴の底に別の土地の土。それは、肥料。バラのとげも。で、バラ園で殺されたと断定。西田バラ園に血痕がある。さらに社長の服には月下美人の花粉。年に一度、一晩しか咲かない。ちなみに、前日、社長は、あやのの店で、月下美人に触っていた。
次、三人の容疑者の車を調べる。リエの車から花粉が発見された。さらに、浴槽の水を調べたら、タデ科のタデアイの成分が発見された。これは、藍染の原料。
これらから、藍染のストールをしていたリエが犯人と断定。西田を殺したのは、かおるを殺害の夜、西田に見られたから。