賢者の贈り物

「賢者の贈り物」(石持浅海)より「最後の1目盛」
ある女性が失恋して、劇太りしたの。で、あと二目盛、つまり、あと二キロ増えれば、私は徹底的に好きな人の事を忘れられて楽になるんだ、と言っているの。その子はマンガ研究会にいて、マンガもそこそこなんだけど、マンガも止めてしまったの。
で、ある日、磯風さんと布部君から、飲み会の誘いがあって、行くの。で、三人で話すんだけど、布部君は、マンガ研究会のことは一切話さないの。体重のことも話さないの。で、後で考えるの。自分が悩んでいることなんて小さなことなんだと。マンガを続けることの方がずっと大切なんだと。つまり、恋人より友達の方が大切。で、はっと気がついて、ダイエットに乗り出して、マンガも書き続けるの。なんか、ネタは今一だけど、ジワーンよね。