民俗学者、八雲樹、生贄の島殺人事件

マンガだけど、面白かったので。
民俗学者八雲樹、生贄の島殺人事件」(金成陽三郎山口譲司
鳥居の下から人骨(生贄にされた)。離島(雉鳴島)。
八雲、松良カヨ、と築島耕太。ロケハンで来る。
八雲樹は、佐用子の首をはねる男たちの夢を見た?
翌日、鳥居の穴には人体はない。血もない。鳥居の近くの社の箱の中に佐用子の首がある。でも、皆で見に来てもらうとない。桟橋近くの海に、佐用子の体がある。姉が妹と確認。
船は三日後まで来ない。
昨日の午後6時。首を持ち去った犯人がいるはずだ。全員のアリバイを聞く。
その頃、島民は全員桟橋にいた。しかし、松良と築島はいなかった。築島の証言。部屋で酒を飲んでいた。松良と一緒。
八雲樹の推理。二人は鳥居の事すら知らなかった。テレビ関係ではない。
鳥居の下の穴を掘ると古い人骨がでる。→その後、穴に突き落とされて、ブルで土をかけられる。→篠原(佐用子の姉)が助けてくれる。松良が大声で人を読んだから。
500年前の人柱の話。お搖が向日葵を盗んだ。それで、生贄に。
それを築島が盗撮している。
島民全員(32人)が集まった。向かいの部屋で築島が刀で殺された。白い長い服の女が逃げた。顔が松良のようだった。
松良の部屋にいく。佐用子を殺した二人組の服がある。
その後、八雲樹、鳥居傍の社で、松良に殺されそうになる。昔のお搖の家に逃げる。追う。葉書がある。松良あて。「伊勢より。佐用子を見つけた。絶対にみつけて帰る」
長老の話。「一月前、佐用子を追ってきた伊勢を佐用子が殺した。伊勢はDVをしていた。伊勢は、長老と、長江が埋めた。それが例の頭蓋骨」
八雲樹を埋めようとしたのは、長江。「おどかすつもりだった」と言う。
松良が築島を殺したのは仲間割れ?
警察が来る。分かったこと。松良は札付きの悪。松良の乗ったボートが八上島で見つかる。→八上島へ逃げた?
八雲樹の推理。鳥居の傍の社の箱の中。松良の首がある。
佐用子が殺された夜、発見されたのは松良の体のはず。なぜならば、水着の跡が違う。佐用子は縦。しかし死体は、×印」
「でも、生き埋めになりそうになった時、佐用子の姉を読んだのは松良だ」と反論。←「それも、偽証です。村人全員の偽証です」
「築島殺しの時、松良の首だけを切って、わざと、八雲樹だけに見せて、お搖の家に運んで、着物で隠して、消失を演じた」
さらに、八雲樹の推理。「怪しいと思ったのは、お搖の話。向日葵を盗んだと言った。しかし500年前にその花は日本になかった。360年前に輸入された。お搖の家、円錐形洋釘だった。それは明治に輸入されたもの。和釘(四角錐)でなくてはいけない。全員がいた夜、築島を殺したのは、村人だ」→全員が敵に回る。その時、佐用子が現れる。
さらに。推理は続く。「佐用子が首を打たれたと思わせたトリック。本人は穴の中へ隠れる。首はマネキン。佐用子の化粧をしている。それを穴に落とした」
「では佐用子の首は?」の質問。←「床に穴のあいた箱に首を入れていただけ」
「松良、築島を殺した理由は、二人が、佐用子を伊勢にレイプさせ、それをビデオに撮って売りさばいていたから」
佐用子の死体だと確認したのは、姉。」その時、雷が。→鳥居が倒れる。佐用子が八雲樹を庇う。それで思いだす。生き埋めになりそうになったとき、助けたのは佐用子だと。