歪笑小説

「歪笑小説」東野圭吾
面白かったわね。この小説自体を皮肉っているような文――内容はスカスカでも売れればいい――みたいな文書がガンガンでてきて。
確かに、内容はあまりないの。小説業界の裏側をデフォルメしているだけで。例えば、小説家になったら、先輩作家とゴルフをしなきゃいけないとか。編集者は、土下座が当たり前とか。などなど。でも、一応、ドンデン返しみたいなものもあって、面白かったわね。