猫弁

「猫弁」(大山淳子
ドラマ原作大賞だそうで。肩の力が抜けていて、面白くって、それで、最後は泣かせる。ナカナカだったわ。4月23日に放送だそうで。
まず、葬式で霊柩車が盗まれるの。でも、実は、これの中には死体はないの。ある、靴屋の若社長が、会長と喧嘩して、会長が家出してしまうの。それで、葬式を出せば死んだことになるから、靴屋の実験も握れると踏んで、出した葬式なの。
で、主人公は、猫が沢山飼われている弁護士で、いろんな相談が持ち込まれるの。
まずは、この靴屋の社長。死体が乗っていないが、霊柩車を探してくれ。犯人から、1500万くらいの低い身代金要求がきているの。
さらには、この靴屋の社長の別居した奥さんからの依頼。猫禁止のマンションで猫を飼っているが、猫禁止がなくなってしまいそう。それでは、雑種の猫などが入りこんで、環境が悪くなってしまうので反対してほしい。
さらに、主人公は、30数度目のお見合いを、お見合い会社の紹介で、やっているが、またしても失敗する。
さて、視点は代わって、霊柩車を盗んだ犯人の二人。中に人間がいないことに気が付き、靴磨きのバーさんに身代わりを頼む。実は、このバーさんが、靴屋の会長で、家出をした本人。
さて、色々あって、最後は、泣きながら、ハートウオーミングなエンドになる。
靴屋の社長は、身代金受け渡しの場に、会長のバーさんが出て来て、経営方針について釘をさされ、考え直す。
猫禁止のマンションのマダムは、社長に帰ってきてほしい旨を伝える。
主人公の見合いの仲介人は、実は、昔、猫裁判で、主人公を好きになっていた。そして、結婚を申し込む。すべては丸く収まった。

今週面白かったのは、「赤い霊柩車」
主人公の先生の家で食事中に、姉妹のAが青酸カリで死亡。最初は食事を作ったお手伝いさんが疑われるけど、蓮華に毒がついていた。つまり、誰にも可能性はある。
で、動機だけど、お手伝いさんは、夫が倒産しそうで金を借りにきていた。でも、先生は断った。それで、腹いせに?
姉妹のBは、一緒にブティックをやっていたけど、喧嘩が絶えなかった。姉妹のCとも仲が悪かった。
次に、今度は、姉妹のBが殺される。防犯カメラの映像では、それぞれが自分の部屋に入ったけど、出てはいなかった。でも、Bの部屋には外階段がある。そこから入って、落とした? 誰にでもできる。おまけに外階段の防犯カメラは、止められていた。
次に、先生が青酸カリで死亡。ちなみに、だけど、先生は車いすだから、歩けない、だから、Bの殺害は無理。
ところで、Aのブティックにいって話を聞くと、一年前の母の日に、Cのレストランにいって、いやなことがあったから、二度といかないと言っていた。一年前の母の日というと、姉妹にはDがいて、そのDが交通事故で死んだのがその日。
で、先生の本を調べる。すると、メモが出てくる。Cの日記と書いてある。Cの日記を調べると、姉妹が、母(先生)を殺そうとしていたことが出てくる。それで、一年前、無理に飲ませて、交通事故で殺したと推理。
それから、Bを殺したのも私、と書いてある。それから、先生の窓のサンにビーズが落ちている。それは、先生がしていたストールについていたもので、立たないと、そこに落ちない。それで、先生は歩けたのだと推理。それから、Bを自分の部屋に呼んで(外階段から)そして突き落としたと推理。それから、Cに殺人の罪をかぶせるために、Cの運んできた薬に青酸カリをまぜて、自分で飲んだ。
動機は、Dを殺した復讐。面白かったわ。

もう一つ面白かったのは、「コナン沈黙の15秒」
まず、7年前に、崖から落ちていしき不明になった少年(A)がいるの。その少年が、意識を取り戻すの。彼は、うわごとで、ダイアモンド・ダストと言っているの。
で、そこは、今ではダムの村になっているんだけど、そこ出身の5人が帰ってくるの。それで、ダム・フェステイバルが行われる予定。
で、Aを連れ出した子供たちが、銃で狙われるの。それで、コナンは、前日の刑事の見せてくれた記事を思い出すの。それは、銀行強盗の記事。まだ犯人が捕まっていない。だが、裏面をみたBが顔色を変えた。そっちには、この村でひき逃げ事故があったことが出ていた。それはC子がひき逃げされて死んだ。と同じ場所で、Aが崖から落ちて、意識不明になった。そこで、Bが、銀行強盗の犯人ではないかと推理。
で、Aたちを追うが、ダムが爆破されるという予告電話もはいる。それも処理しなければならない。そして、逃げているうちに、Bにみつかって、殺されそうになる。実は、Bはダム爆破の犯人の仲間。だが、D子(C子の姉)がBを殺してくれた。
しかし、そのD子の顔をみて、Aが言う。「あの時のお姉ちゃん」。それで、D子が銀行強盗の犯人と断定。彼女が、Aを載せて、逃げるとちゅうに車が事故って、ダイヤが飛んで、ダイヤモンド・ダストに見えたのだ。
なかなか面白かったわ。