狂乱の春雪、お深井お庭

電子出版から紹介するわね。以下のアドレスにあるから。
http://www.e-bookland.net/square/prosakka.asp
 ↑eブックランドの電子出版も、どんどんラインアップが増えています。ここは、若桜木先生門下生のコーナーです。
狂乱の春雪(月海和哉)
小説すばる新人賞、第二次通過だそうで。
明治初期、新選組の生き残りが、伊達藩の移り住んだ陸奥の国へスパイにいくの。そこは、貧しくて、子供などが死ぬと、死体を食べることがあるんだそうで。あるとき、まだ生きたまま食べたんではないか、という疑問が生じるの。それで、調べていると、密室殺人が起こるの。雪密室ね。これは、竹のしなりを利用して逃げたと推理できるんだけど、ほかにも密室殺人が。そっちは面白いから読んでね。密室は、絶対的に人気があるから、出版社もおろそかにできないんだと思うの。私のブログでも、最新の記事以外で一番人気があるのは、「カシオペアの二重密室」だもの。

お深井お庭(服田伊都子)
朝日時代小説、ベスト30だそうです。
これも同じく、電子出版。同じアドレスにでています。こっちは、ファンタジーね。お庭番の男のところに、美人の女性が現れるの。これが人外生物なんだけど。
ファンタジーって、意外と高い得点を得られるのね。前に紹介した蛸比丘尼も最終選考まで残ったもの。ぜひダウンロードして読んでみて欲しいわ。