側室顛末・陽炎の辻

「側室顛末」(上田秀人)
漢字が多い、難しい言葉が多い。とても読みにくい。だから男の時代小説家のは嫌い。でも我慢して読んだ。疲れた。字が大きいのだけが救い。
家斉の時代の話。伊達家、後継ぎがいない。そこで側室をおいて、後継ぎをつくることにした。
武家の娘を、それ相応の金額で迎え入れることにする。口入屋を通して。一人適任の娘がいた。両親はいない。八重という。貧している。でも、弟を昌平坂の学問所へ通わせたい。その娘を迎え入れる。江戸の上屋敷に住まわせる。敵の派閥の武士が襲ってくる。まあ、そんな話。

陽炎の辻」(佐伯泰英
漢字が多い。難しい言葉が多い。男って、どうして、こうチャンバラが好きなんだろう。それから、両替。ただでさえ、海外へいって、両替するとき、頭がきりきりするのに、小説の中でまで、きりきりさせられるのはたまらない。
筋は、腕の立つ用心棒が、道場破りを真剣で切る話。女にはつまらない。