封鎖

「封鎖」(仙川環)
山奥の村。平原登喜蔵(老人)が38度の熱。病院にいかず、翌朝死亡。大量に吐いて、吐血。杏子発見。看護師の春香。杏子から聞いて、登喜蔵の所へ行ったが、登喜蔵が大丈夫と言ったので、診療所へ連れて行かなかった。
新島医院の医者に春香は報告した。インフルエンザの予防薬は渡した。
インフルではない。吐血しないから。何かの感染症か。
国立感染研究センター関西分室に知り合いの医者がいるので、検体を送る。
ポートアイランドにそれはある。そこへ春香は検体を届ける。紺野医師。
登喜蔵の葬式。
杏子は娘の奈々にインフルが映ると困ると、家から出さない。
次の日、店の房子が死んでいた。同じように、大量の吐しゃと吐血。
新島医師が医師団とやってくる。袋にくるむ。鳥インフルかもしれないから、炭焼き小屋で焼く。葬式は出さない。
村が封鎖される。ケータイも通じない。出ようとする家族がいるが、細い道にまで警官がいて、出してくれない。
鳥インフルらしい。それが人から人へ移るような遺伝子に変化したか。
しかし、村から出た人もいた。封鎖以前に。でも外で感染した人はいない。なら、鳥から人へだけのはず。でも、封鎖は解かれない。検体検査。8人が陽性。
杏子は深くかかわっているので、頭が変になりかけている。一室から出てこない。娘は二階に閉じ込めて、出さない。病気と偽って夫に、村の外へ出してもらおうとしたが、失敗。
そうこうするうち、又一人、犠牲者が。
ある人が、奥山の湖で、大量の鴨の死骸を発見。その羽を箒にして、房子が配っていた。感染源は特定。
別人が、車で事故を起こして、その隙に、わき道を通って、突破しようとした。ちょうど、同じころ、村の外、紺野も村に入ろうとしていた。二人は合流。村長の所へ。
すると、そこには、新島医師が、陽性の8人を集めて、焼き殺そうとしていた。村人そうでで、運び出す。
実は、新島医師は、患者の経緯を観察するため、さらに外部に流出させないために、村の封鎖を強行していたのだった。