狐狸の恋、お鳥見女房4

「狐狸の恋、お鳥見女房4」諸田玲子
お捉飼場。鷹の雛を捕獲して、飼育、訓練したりする場所である。そこで鷹狩があるので、珠世の長男、久太郎は、でかける。お鷹狩の日、鷹の餌になりかけて子供を、久太郎は助けた。
源次郎が、やくざまがいの悪友、矢の吉の所へいく。博打に誘われる。ついていく。途中で火事。火事泥棒をするので、手伝え、と言われる。しかし、源次郎は断る。
君江、最近、夫がおしろいのにおいをさせて帰ってくる。姑は知らん顔。
ある日、夫は、野袴をはいて出て行った。そして、斬られて帰ってきた。そして、血文字の書いてある扇子を君江に渡した。それを姑が実家にもって帰れ、と言った。従った。母に見せて話した。母の顔色が変わった。
君江の夫は、お徒目付。これも、旗本御家人を探索する役がある。
で、母が手紙を見つけた。山内四朗衛門宛てである。彼もお目付役の一人。
母が言った。この扇子をお目付役の山内家にもってゆけ。君江は従った。すると、山内家の内儀から礼を言われた。山内家の息子が、悪友と一緒に博打をやっている。今日、これから手入れがある。山内家に傷がつかないよう、先に知らせてきたのだ。
失脚した水野家へ行った。鷹が盗まれた。探してほしいと言われた。久太郎は引き受けた。
水野家の鷹匠、和知の所へ行った。娘の恵以が鷹をつれて逃げ出した、と聞かされた。
水野が言った。「失脚したので、鷹を人に譲らねばならない。それくらいなら、殺してしまえ」と。
久太郎は、困っている恵以を抱きしめた。そして、水野家に鷹を戻した。

今週面白かったドラマ。「所轄の女」
宝石店から2億円の宝石が盗まれる。盗んだのは営業のA。Aが鉄パイプで殺されそうになり、夜9時。娘がそれを見ている。犯人までは見ていない。10時。Aから助けての110番通報。そのあと、Aは刺されて死ぬ。娘は保護。記憶喪失。娘の部屋が荒らされる。2億のネックレスは行方不明。でも、宝石店主は盗難届を出していない。弁護士と名乗る男が、所轄に近づいてくる。しかし、病院の防犯カメラに、娘の病室を荒らしている姿が映っている。偽者? 誰?
警視庁から上司がくる。ネックレスのことは調べるなという。(不自然)。その後、店長に罠をしかける。ネックレスが見つかったと。すると、上司の直属の部下が奪い返しにくる。どうやら、店長とつながっている様子。
そうこうしていると、娘が記憶を取り戻す。そして、お守りに記憶媒体を入れてくれたのを思い出す。
調べってみると、不正経理の証拠と、ネックレス。しかし、それは偽物。2万の価値しかない。どういう事か?
調べると、偽の保証書を付けて、輸出すると、1千万の還付金が国からもらえる。それの詐欺だった。そうこうしていると、店長が刺される。さらに、偽弁護士が、Aの昔の恋人だったことがわかる。で、犯人について。経理の女性がアリバイがある。が、怪しい。店長の恋人。Aの殺された10時、喫茶店にいたと証言が。
謎解き。9時に警察につながっていると言って、110番通報させる。「助けて」と。それを録音して、10時に喫茶店から110番通報する。
面白かったわ。ひさしぶりに、アリバイトリックらしいのを見て。