夢幻花

「夢幻花」東野圭吾
よかったわね。久しぶりに。読んだ後、感動でしばらく動けなかったわ。王道よね。
筋。東京オリンピックの二年前。殺人事件が起こる。和子と夫が殺される。子供は無事。
プロローグ2.蒲生蒼太は伊藤孝美という女の子を好きになるが、降られる。
現代。梨乃はおじいちゃんの家で、めずらしい朝顔を見せてもらって、それを写真に撮った。おじいちゃんは、その花の名前を教えてはくれなかった。
次の時、行ったら、おじいちゃんが殺されていた。座布団が水で濡れていた。座卓の上には茶碗が一つ。中にはペットボトルの中の茶。ペットボトルも。グラスが一つ、水で洗って、逆さにおいてあった。犯人がやったのか。
警察の見解。流しの物取り。金は盗まれていなかった。
梨乃が次の時行ったら、あの朝顔の鉢がなくなっていた。
梨乃はその写真をおじいちゃんのブログにアップしてみる。すると、蒲生洋介という人からメール。「その写真は削除しないと、悪いことがおこる」それで、削除。
一方、蒼太。いとこが自殺。いとこはバンドをしていた。その追悼ライブがあると聞く。聴きにいく。新しいキーボードが入っていた。それは伊藤孝美。彼女に話しかける。すると、彼女は、別人だという。しばらくして、バンドを辞めてしまう。
梨乃と蒼太は遠い親戚。いとこの葬儀で会った。バンドのライブも一緒に行った。
蒲生洋介から名刺をもらったので、梨乃は訪ねていく。そこは普通の家。ボタニカル研究所と名刺にあったのに、違う。おまけに蒼太がいた。兄は刑事だという。
蒼太は孝美のことを調べる。
バンドのメンバーが白石と言っていたのを思い出す。さらにネットや友人を使って調べると、東京農大の薬学部の出身であることがわかる。東京農大へいく。行方不明なので、机の中を見ていいと言われる。自宅の住所と、勝浦の住所がある。勝浦の住所は、バンド援助者の物。
自宅に行く。医院。もう廃業していた。勝浦にも行く。バンドの援助者のことを聞きまわっていた。そのときの名。白石。黄色い朝顔についても調べていた。
刑事早瀬。被害者の鉢が盗まれたと聞き、被害者が働いていた会社にいく。そして、一緒に遺伝子研究をしていた社員に話をきく。新種の朝顔を誰かから種をもらって育てていたようだ、と話をしてくれる。さらに、問い詰めると、その鉢を盗んだことも白状する。しhかし、それは事件の翌日で、殺してないという。
さらに、その朝顔の種は強烈な幻覚作用のあることも話してくれる。
さて、蒼太は、伊藤孝美が白石医院の娘であること、黄色い朝顔を調べていたこと、を兄の洋介に突きつける。そして、刑事なのに、なんでボタニカルなんて会社の名刺を使っているのかを問い詰める。すると、あには驚愕の事実を話す。