貴族探偵

貴族探偵麻耶雄嵩
前に紹介したかも。でも、面白いので、再度紹介するわ。
1. 犯人が、鍵を糸を使って、部屋の中に戻し、密室にするの。でも、糸が切れてしまうの。その糸は舐めてあったから、調べられたら、自分がわかってしまうの。それで、鍵を持っている人間を殺して、再度、密室にするの。
で、前の夜に戻って。社長の別荘。奥方が、社長の愛人が同じバッグをもっていたのを嫉妬して、喧嘩をして、愛人を返してしまうの。その夜、社長が殺されるの。
で、謎解きを言ってしまうわね。鍵を持っていたのは、奥方。でも、糸が切れていて、密室を作ったのが明白なのだから、鍵を持っていない人が犯人と、思われるわよね。そこの心理をついて、鍵を持っていながら、わざと密室を作ったの。だから、犯人は奥方。

2. ある温泉で、有名作家が奥方と来るの。彼には、偽物がいて、前に詐欺をされたことがあるの。で、昼食中に、愛人が殺されるの。有名作家と奥方は、ランチ中。ファンの子が2人、アリバイを証言。
で、謎解きを言ってしまうと、実は、ランチをさせていたのは、偽物。奥さんと一緒だから、まさかという心理をついたの。
他にも、もっと面白いトリックが三つ。読んでみて。