ブックジャングル

「ブックジャングル」石持浅海
図書館戦争」みたいな感じ。深夜の閉鎖された図書館に、忍び込むと、毒針つきのラジコンヘリで襲われるの。いくつもあるの。敵も三人なの。それが数十台のラジコンヘリで襲ってくるので、まるで戦争みたいな感じ。すごくスリルと迫力があったわ。
筋。A男とB男は、本の虫。閉鎖された図書館が懐かしくて、夜、忍び込むの。そのために、二階のトイレの窓を開けてあったの。そこへ、C子、D子、E子が入ってくるの。除籍になった本を取りに来るの。C子の父は図書館員。その父に持ってくるように頼んだんだけど、忘れたの。で、途中に、C子の父の回想が挟まるの。ある女子高校生に誘われて、関係を持ったこと。で、元に戻るけど、赤井ヘリと、青いヘリは、そんなに危険ではないし、ちゃっちいの。操作しているのも、ネットで誘われた、男で、殺す気はないの。毒ももってないしね。それをいくつか落としていると、迷彩色のヘリが本の間からつっこんで来るの。これが危険で、D子の延髄をついて、殺されてしまの。それで、男二人は、女の子二人を守って、戦うんだけど、だんだんと、図書館のことに、やたら詳しい敵がいるんで、そいつが、元図書館員、つまり、C子の父ではないかと疑うの。でも、最後の方で、父が現れ、今駆け付けたんだというの。それは本当か?そして、父が娘を殺そうと狙う目的は何か? 超面白かったわ。
さらに、敵が間違って、針で気絶すると、本当に、毒針で、殺したり。それは、内幕をしゃべられないため。迷彩色のへりの男は、超、冷たい奴なの。それも、リアルで面白かったわね。