はぐれ長屋の用心棒

「はぐれ長屋の用心棒」鳥羽亮
まずは帯から。
鏡新明智流の遣い手、花町源九朗は、家督を息子に譲り、自由気ままな長屋暮らし。ある日、なにやらわけありの迷い後を長屋に連れ込んでくる。聴けば、旗本の妾バラの子で、追手から身を隠しているらしい。5千石のお家騒動に巻き込まれてしまった源九朗に、襲いかかる謎の兇刃。
さらに詳しく言うと、久世家の妾バラの千鶴の子供で、本家の子供が病死したので、殿は子の子を引き取るつもりらしい。それで、弟の子供が家督を継ぐように、弟の一派は、子の子の命を狙っているのだが。
感想。可もなく不可もなくですなあ。面白くもないし、つまらなくもない。剣客だから、戦いは出てくるが、そうでない、探索のシーンもまあまあある。

「闇地蔵」鳥羽亮
剣客同心、鬼隼人というシリーズらしい。剣客とうたっているように、チャンバラばかりで、まあ、つまらない。クソつまらない。
それに、角川は、どうしてこんなに字が小さいのだ。超読みにくい。