娘の純情なんとする。浅草かみなり大家族

「娘の純情なんとする。浅草かみなり大家族」沖田正午。
22歳の多江が7人の子持ちの夫と結婚し、苦労する話の第二弾。肩がこらない、ライトノベル
おたえは、太っちょの娘(23歳)のお初が、相撲取りとバカにされ、嫁の貰い手がないので、ダイエットを励ましていた。1日8理を一緒に歩く。それまで、掃除洗濯、炊事をしたことがなかったお初に、ふき掃除、炊事、風呂の水汲みをやらせた。そのおかげで、お初はだんだんと痩せてきた。そんなある日、どこかの若旦那がやくざに絡まれていたのを、お初は助ける。すると、その男に、好きと言われる。で、どこかの料亭に連れていかれる。しかし、鐘がないので、払ってくれと言われる。お初が払うが、この辺から、怪しいと思い始める。すると、商売に必要なので、10両かしてくれと言われる。お初は、母の多江と相談する。多恵は岡っ引きに相談する。岡っ引きは、最近噂の詐欺ではないかと推理。すでに3人ほど騙されている。それで、逮捕する策を考える。夕方、岡っ引きが、その男を尾行すると、お初に絡んだやくざと親密に話し合っている。それで、10両かして、やくざと落ち合ったところを逮捕する。軽かったわ。

今週面白かったドラマは、「ペテロの葬列」
 初回が面白かったので、本をかいました。バスジャックの犯人が殺されて、来週からどうなるの? どうもなりません。ただ、小泉光太郎の身辺のことが語られるだけで。たぶん、来週は、会社のセクハラ問題でおわるのではないかな。これは本編とは全然関係ない。で、再来週、慰謝料が誰からともなく送られてくる。百万くらいなのだけど。バスジャックの犯人が、だれかに頼んでおいたもの。これについても、黙ってもらえばいいのに、警察にはなそうとか、延々と話合いがもたれる。ちょっと退屈。で、その次の週くらいに、小泉くんは、編集長に話を聞くの。彼女が知り合いだったようだから。それで、ジャック犯人が、昔の新人教育の教官であったことを突き止めるの。で社長に話を聞いて、彼らが、次に詐欺グループを作ったこともきくの。で、今回悪人と名指ししたのは、その詐欺グループの主犯。それで、では、金は誰が送ったか、にいくけど、それを調べるの。それが、なかなかわからないの。そのうち、また全然関係ない殺人事件が起こったりして。
どうも、宮部は、人間とはなにか、とか、そういう問題を書きたいような気がする。どう生きるべきかとか。でも、それじゃあ、視聴率がとれないので、バスジャックをからめたりして。感想としては、重くて、まあまあ面白かったわ。

それから、「トトロ」はやっぱりよかたわね。
 特に、寛太がよかったわ。