泥棒桟敷の人々

「泥棒桟敷の人々」赤川次郎
夫は泥棒、妻は刑事。の第二弾。
この前のが忙しくてついていけないと思ったのに、又かってしまったわ。何か、煮詰まったときに、役に立つかと思ったんだけど、あまり役に立たないかも。
筋。清六と史郎は40年以上漫才をやっているが、今や下火。そんな2人に奇跡が。舞台に乱入した男を、投げ、一躍有名に。だが、その夜、映像を見た紺野純一は、「あれはプロの技だ」と見抜く。
さて、ある夜、清六と史郎を一晩、100万でやってくれと言ってきた男がいて、二人を車で誘拐する。その男の父と片方が似ていたのだ。その男は、国会議員の安藤。さて、この二人が誘拐された日、警備員の今野が殺される。彼は、昼、別名で別会社の警備員もやっていた。
さて、紺野の妻、真由美が、今野の死亡原因を探り出して、樫山という大金持ちの家にたどりつく。その樫山の家から、今野は、清六と史郎を盗み出していた。
樫山の秘書の真知子と従業員の八咫は恋人同士。さて、話は変わって、大金持ちの真子は、新劇の団員のAと不倫関係。Aには劇団員の中に、ルミという恋人がいる。眞子は裏から手をまわして、ルミを亡き者にしようとする。
安藤を動かして、うまいことを言って、ホテルで密会させる。しかし、安藤は、ルミがシャワーを浴びている隙に、殺し屋に殺される。
さて、話は飛んで、眞子は樫山が目障り。それで、ルミを使って、樫山を殺させる。ルミに嘘を言って、樫山を撃たせる。しかし、樫山の死体は消える。この時、真由美が樫山の捜査をしていて、夫の紺野が、何か怪しい動きを察して、樫山に防弾チョッキを着せていた。血糊まで入れて。それで、樫山は死んだふりをして、ドサクサに紛れて、逃げた。さて、レミはAに呼び出されて、お芝居だと言って、やらされたと話す・
Aはそれは知っていると言って、二人で会う。実は、眞子から、自殺に見せかけて、殺してくれと頼まれていたのだ。そして、心臓を撃つ。だが、紺野から、防弾チョッキを着るように言われていたレミは、助かる。そして、樫山とレミで、「霊界からこんにちわ」とメールを眞子とAに打って、二人を追いつめる。
感想。忙しかったわ。