アヒルキラー

「アヒルキラー」木下半太
この人は必ず買うんだよね。今回も外れなかったわ。
まずは帯から。レースクイーン、モデル、女優、美女ばかりを狙った連続殺人事件が発生。その顔はズタズタに切られ、死体の横には必ずアヒルのおもちゃが。世にも残酷な事件を、新米刑事の赤羽健吾と、上司、八重樫が追う。二人は、やがて、57年前の未解決事件に行きつく。現在のアヒルキラーと過去の家がも馬人の因縁を暴く。
もう少し、詳しく。今まで書いたのが、2009年、8月2日の話。
赤羽の祖父がかつて大阪でアヒルキラーを扱っていた。いまはアルツハイマー
そして、1952年、8月29日。大阪へ飛ぶ。
堀江、船場、西成、難波で娼婦が殺された。赤羽の祖父、赤羽光春の下宿に知らない女の死体。アヒルの置物。光春は刑事。取り調べを受ける。相手は、事故で容疑者をギタギタにすると有名な刑事。手錠を外したすきに、殴り、光春は外へ。
2009年8月3日。練馬。岡の(アヒルキラーとして追っていた男性。同性愛手を殺した)と、新たな同棲相手の女の死体。二人は、顔は無償。アヒルもない。岡のが、戦って殺されたことから、赤羽の上司の八重樫は、犯人は、20第から40台の男性。社会的に高い地位。弁護寺みたいな。で、性的には不能と判断(誰も侵されていないから)
同じく。現代。
祖父の光春が、弁護士の蜂やと一緒に東京にやってくる。この後、男(犯人)の妄想が挟まる。美しい女、栞をみつけた。女優なので、有名。醜くしてやる。‘
八重樫の家に赤羽は祖父を連れて行く。そこで祖父は言う。「アヒル殺人の犯人は自分」と。妹からの電話がうくる・
「祖父の介護士の蜂やが殺された」あの蜂谷は誰だ?
偽の蜂やを問い詰める。素直に偽物だと認める。鉢や殺しも。自分の名は言わない。取り調べ。岡のの死亡すいて時間。昨夜の11時から1時。偽八夜はまだ大阪にいた。尋問。名前あ田村貢と言った。
ここで、男の告白が挟まる。栞のマネージャーの前園を脅して、栞を呼び出す。マネージャーを殺す。相棒から電話がこない。
現代。田村貢が赤羽を呼べと言った。八重樫は褒めちぎれと忠告。
田村貢は言う。「俺は元プロの棋士。今夜アヒルキラーが新たな犠牲者を探す。今夜の美女が最後だ。その後は第二章。幼児殺しが始まる。」田村貢はそういって、毒を飲んで死んだ。
挿入。栞はアヒルキラーに嘘を言った。「私はプロヂューサーにアナルをやらせた。」すると、相手は、「お前は醜い」と言って、殺すのを許した。
1952ねん。8月30日。
祖父の赤羽光春は、田村善吉の所へ転がり込んだ。そこから情報やの荒井と会う。荒井に、アヒルキラーと合わせろという。
荒井は、李老人の所へ連れて行く。彼はアヒルの置物を掘っている。「これを5つ上げた人がいる。田村善吉と言った。もう一つくれた」
現代。「田村の祖父は田村善吉。大阪のアヒル殺人の事件の跡、自殺した。その復讐のために赤羽の祖父についてきたのよ」と八重樫。
挿入。アヒルキラーはネットで美しい男を探す。江崎剣。家を調べる。しかし、中から出てきたのは、刑事たちだった。
しかし、男(配達員の格好)がもっていたのは、爆発物。そのまま逃がした。
この事件の説明。
昨夜の事件のことを、栞が、警察へ届ける。それで、八重樫が、美しい男、江崎剣と予想した。
挿入。アヒルキラーは東京をさまよう。マスクの下の火傷が痒くてたまらない。
現代。栞は、署に呼ばれた。赤羽の祖父に、演技で聞き出してほしいことがある。
まず、祖父は、「絹代」と言った。「もう一人のアヒルキラーを探しています。協力して。」すると、「田村貢は、熊の話をしていた。入浴と言った」という。繰り返す。「午後、熊。入浴」
刑事たちは、杉並区の大宮八幡宮にいった。貢の遺言、「子供」「将棋の5、5」から東京の真ん中の幼稚園を選んだ。幼稚園の送られた段ボールの中から、アヒルの置物が一杯d手来る。手紙。「残念でした」読まれていた。
「もう一つある・東京の中心は、国立市の保育園らしい」
一方、アヒルキラー。国立のマンションに、母子を監禁。そこへ、刑事たちが雪崩れこんでくる。
どうしてアジトを見つけたか?
くにたちの公園から半径5キロのマンションを調べた。ル・シーニュ、白鳥という意味のマンションがあった。アヒルに似ている。そこの管理会社に電話。田村貢の借りていた部屋があった。
さて、動機は?
将棋にアナグマという手がある。駒で囲む。何の意味だ?
ヒルキラーが言う。「穴熊だから、八重樫の息子を、穴に埋めた。酸素ボンベで半日」
1952年。8月31日。
祖父、自分を痛めつけた刑事の病室へ行く。刑事は喉を切られて死んでいた。
そして、田村善吉の日本一をかけた試合の日。善吉は、現れずに釣りをしていた。そこへ祖父は駆け付ける。そこで田村善吉は言う。「入玉や(にゅうぎょく)」。さらに田村は言う。「絹代のおなかの子は、俺の子や。殺してくれ」包丁を引き寄せ、刺す。
現代。八重樫が赤羽に言う。「アヒルキラーと一緒に逃げて」さらに言う。「入玉は、王将が滴の陣地に入っていく手。アヒルキラーの協力者が本庁にいるわ」
赤羽は、アヒルキラーと一緒に八重樫の家にきった。来たのは栞。栞は言う。「私は田村貢の妹」そこへ八重樫が帰ってくる。彼女は言う。「警視庁の協力者は西。田村貢は青酸カリをもっていなかった。西が殴った時に渡したのよ」
息子が帰ってくる。八重樫がみつけた。どうして?
「田村貢が手紙を書いていたの。アナグマ、つまり、警視庁に見守られている。そこは、日比谷公園。そこで掘り返したばかりの土をみつけたの」
最後の絹代の手紙。には52年前の犯人が。さて、アヒルキラーは誰(過去も)。