水戸の若様

「水戸の若様」幡大介
千代丸シリーズ。
まずは帯から。
幕府の隠密集団・黒鍬組の手先となった天才的な役者の千代丸は、定町廻り同心を演じ切る日々を送っていた。しかし、黒鍬組の怨敵にして、大の芝居好きである幕府の重臣・中の播磨の守に、千代丸が溺愛されたことから、急きょ、芝居興業を撃って、播磨の守の内情を探ることを命じられる。芝居は大評判を呼ぶが、舞台を終えた直後、千代丸は、水戸徳川藩の三男坊、刑三郎にさらわれてしまう。その男伊達に千代丸はあこがれるが、顔に泥を塗られた播磨の守は、水戸藩の付け家老のたくらみに乗って、刑三郎の後継ぎ問題に介入し始める。一座の用心棒のセンセイの過去も絡む大難題に、千代丸はどう立ち向かう?
さらに詳しく言うと。中の播磨の守の座敷へ、千代丸は招かれる。そこには、中山備中の守がいる。何か、願い事をしているらしい。実は、中山備中の守は、水戸の付け家老。それを止めてくて、仕方がなく、お願いに来ていた。しかし、付け家老を決めたのは、徳川家康。そうそう簡単にはいかず、中野播磨の守は適当にはぐらかしていた。さて、水戸家は、朱子学が盛ん。金にまみれた幕府を嫌って、清廉な政治を行ってもらおうと、下級武士が江戸に参集していた。黒鍬組もこの一派。
で、中野播磨の守に、幕府転覆を企む、水戸の一派が、江戸の水戸藩下屋敷に潜入しているとの情報が入る。それで、播磨の守は、町奉行所に、料亭で謀議をしている所を取り締まるように、命令するのだが、またしても、刑三郎が、千代丸をさらって、どんちゃん騒ぎ。謀議はなかったことに。
感想。とても読みやすかったわ。
今週面白かったのは、「遺留捜査」
これも、脇役が面白かったですねえ。鑑識の人とか、高尾山先生(名前がわからない)とか。
火災事故が二件起こります。一件は、オーセンティックの息子(A)とほか三人の脱法ドラッグのの製造現場。上からの圧力で、オーセンチックの息子の名前は伏せられている。それに事故だし。子の現場に残されていたのは、月の茶香炉。
第二の現場はオーセンテイックの重役室。B議員が巻き込まれて死んだ。オーセンティックの女社長(C)は軽いけが。大量の裏金も燃えて、燃えカスが残った。警察の調べで、バックドラフト。部屋の中には、太陽の茶香炉。これにアロマオイルを入れて、加熱しすぎて火事になった。
所で、主人公の上川刑事は、二つの茶香炉に興味を持つ。一方、オーセンティックの近くの防犯カメラに怪しい男が映っていた。名前が割れた(オーセンティックの受付で受付表を見せていたから)。名前はD。上川の上司デカ(E)は、Dにこころあたりがあった。15年前、ホテルのバックドラフトの火災事故。Dと恋人のミカが夜勤をしていて、ミカが死んだ。
この事故。実は、そのビジネスホテルをオーセンティックが買収しようとして、放火をさせたんじゃないかとの噂があった。
だが、その当時、警察官僚だったB議員が、オーセンティックからの裏金で動いて、事故ということにしてもみ消した。
それで、上川の上司は(E)、こう推理。ミカの復讐のために、恋人のDが今回に二件の事件を起こしたんじゃないか。
さて、上川は、茶香炉を調べる。特注品。頼んだのはミカ。それを母に送った。
ミカの母には、当時付き合っていた男(G)がいて、Gは週刊誌にオーセンティックの息子が放火を起こしたんんだと、堂々と書いていた。でも、誰かに階段から突き落とされて、脳に損傷をおって、連載を辞めた。
で、今。Gは認知症で、オーセンティックの施設にいる。そこにDが訪ねてきていた。それで、GはDに娘の復讐を頼んだと推理。(ミカはGとミカの母との子とと判明)
で、二回の放火。しhかし、そこで、Dが犯人として、浮かび上がった。一方、Dは、オーセンティックの副社長にも誘いかけて、ライバルの息子を殺すからと、お金を要求していた。で、警察は、Dと副社長の密会写真を見つけた。それで、副社長は、怖くなって、Dを殺した。
で、話は飛んで、最後。Gは認知症。部屋の壁に、「深夜倉庫へ」と書いてあるんで、倉庫へ行くが、爆発。しかし、上川がかけつけたので、軽傷。で、上川は謎を解く。二回の爆発は、娘の復讐のために、GがDに頼んだ。で、最後の爆発は、Gの自作自演。ま、テレビでは、午前だけ、別人のようになって、午後の自分にメモを残した。となっていたけど。面白かったわ。

今よく見ているのが、「ボンビーガール」。その中のみさきちゃんがいいわよね。大好き。

いつも必ず見るのが「赤い霊柩車」
大村昆がでるからなの。大好き。今回は、レンタル家族など、新しいアイテムがでて面白かったわ。推理も結構強引、それにものすごい偶然。でも、いいの。大村昆が出ているから。山村紅葉もいいコメディアンになったわね。