しだれ桜恋心中

「しだれ桜恋心中」松浦千恵美
第四回アガサクリスティ賞です。私もこの賞は狙っていたので、勉強のために買ってみました。それに文楽を扱っているし。率直な感想は、ホラーですねえ。文楽の人形が喋るんです。舞台は現代です。それも、大阪市長補助金を削った後。けっこう攻撃しています。いいですねえ。もっと攻撃してやれ、と言いたいです。
主人公が、花魁の人形をみつけるんです。それは、その演目をやると死人が出ると噂の人形で、もう何十年も上演されていない演目の人形。
そして、死人がでる。まあ、トリックは大したことはないです。後ろの解説を読むと、もうトリックは出尽くしたので、ホラーで受賞したとのこと。それに、経済物とかも出尽くしているので、難しいとのこと。いいですねえ。こういう文学趣味の物が台頭してくると嬉しいですねえ。第一回新潮ミステリー大賞も遠野物語の舞台へ旅をするんです。それで、これは文楽。今後しばらくは、懐古趣味のものが幅を利かせるのかしら。参考になります。読んでみてください。
関係ないけど、石川さゆりの「花魁」て曲も好きです。
情報。
災害救助犬、大切だよね。
マッスーの取材は、トイコーナー。うきうき妖精。かわいい。
カントリーマーム。大好き。
いっこく堂、いいよね。7イレブンのおでん。好き。ファミマも好き。
コナン、必ず見る。
左団次、いいよね。こういう人が歌舞伎界に増えれば、もっと面白くなるのに。
24人のコンプレックス。鬘取った人、面白い。
鈴木砂羽。いい。
ファブリーズ。いい香り。
グリーンだから。で、水分補給。
田中要二、富士真奈美吉行和子、まとめて面白い。
追伸。坂口恭平直木賞を。