やしきたかじん伝、夢いらんかね


1・8(木)
「ドクターズ3、最強の名医」
テレビ朝日、(日)9時。
多くの難手術を成功させてきた凄腕外科医が活躍する医療ドラマ。相良(澤村)は堂上総合病院に勤務しながら、西武大学講師として若手医師の育成に励んでいた。一方、森山(高島)はタレント医師として有名になり、患者をないがしろに。相良は森山にお灸をすえるべく、ある策略を練る。
1・8スタート
{美しき罠。残花繚乱}
TBS(木)夜9時。
周囲が敵だらけのヒロインが様々な思惑と戦いながら、真の幸せをつかもうとする姿を描く。リカ(田中)は三年の不倫にピリオドを打ち、結婚に向かおうとするが。
1・8
「五つ星ツーリスト、最高の旅ご案内します」日本テレビ、深夜11時59分。
京都を舞台にした、一話完結のヒューマンドラマ。かつてどんな観光客も満足させるといわれた伝説の旅行代理店の社員が、新入社員を悩ます厄介な客の要求をクリアしていく。

やしきたかじん伝、夢いらんかね」角岡伸彦(ドキュメンタリ)
やしきたかじんの追悼伝記です。あのやしきたかじんです。大大大好きなたかじん。です。でも、写真が一枚も入ってない。表紙にもない。たしかに、ブログで追悼本を出してほしいとは書いたけど、それは、写真集の話で。一枚も写真のない本をどうやって売るのだ。小学館は商売下手か。あの健さんでさえ、追悼写真集なのに。
でも、一応言ってしまった手前、やらなきゃしょうがない。やるか。小学館ノンフィクション大賞優秀賞だそうです。たしかに、非常によく調べてあります。でも、固い。報告書みたいに固い。「殉愛」が30万部売れたから、その一割くらいは売れるだろうと踏んで出版したんだろうけど、甘い。あれは癌だから売れたのだ。癌は売れるのだ。「40歳癌漂流」もすごい売れたし。それに、仲居くんの番組を買いきったりして、すごい宣伝費かけたし。たかじんは関西以外では、そんなに有名ではないのだぞ。私はテレビ神奈川リバイバルやっていたから知っているけど。BOROより知られてないぞ。写真くらいはつけろよな。でも、今更言ってもしょうがないか。
では、帯から。
人気タレントになっても、彼は本業が歌手であることを強く自覚していた。歌にかける情熱は半端ではなかった。コンサートで歌い始めるとき、あるいは、歌い終わったときの深々としたお辞儀が、それを物語っている。しかもどの歌手よりも頭を下げている時間が長い。歌と聴衆に向き合う態度は、真剣そのものだった。
では、目次を。まずは序章、プロフェッショナル。作者の挨拶代りです。
第一章、ルーツ。父親が朝鮮からの帰化人だったこととか、小さい頃の話。余談になるけど、本当に、帰化人は頑張るよね。頭が下がるわ。
第二章。酒場の契約歌手。若かったころ、祇園で契約歌手をしていた話。
第三章.タレント開眼。歌手では売れなかったので、ラジオから初めて、なんでもやった話。
第四章.「あんた」のバラード。タレントとして売れ始めて、また歌手になったころの話。
第五章.東京。東京進出の話。苦労したようで。
第六章.震える歌。再度、歌手として、全国ツアーを始めた話。
第七章.司会者と政治家。司会者として成功した話と、橋本大阪知事と親しくなった頃の話。
第八章.縫合不全。癌になったころの話。
終章。幕が下りてから。死んだあとの、追悼集会の話。
では、本文から、いろいろと引用しましょう。
第二章から。この頃たかじんは、ブレーク前の笑福亭鶴瓶と出会っている。鶴瓶は二つ下である。始めて会ったのは、食品会社がスポンサーのラジオ番組だった。地元ラジオ局・近畿放送の制作スタッフは、なんでも歌える若手歌手を探していた。中略。まず、鶴瓶が客のリクエストを聞き、たかじんの体の一部を押す。「人間ジュークボックス」のたかじんは、ギターを弾きながら、そのリクエストにこたえる。
第三章から。徹底した現場主義は、新聞記者志望であったことと無関係ではないだろう。91年に雲仙普賢岳が噴火したときには、自費で現場に赴き、取材を刊行している。その成果を、自分が出演する番組で報告した。
第四章から。児童養護施設の建て替えに関して。行きつけの北新地の経営者を口説き、百万円を寄付させたり、ゴルフコンペや飲み会を利用して献金を募ったりした。知り合いの鮨屋に、児童養護施設の慰問を働きかけ、子供たちを喜ばせたこともあった。人の役に立ちたいという純粋さと行動力を併せ持った人間であった。
第五章から。ぼくが東京に行ったところで、何一つ変わるわけがないかもしれない。しかし、気持ちだけは、今のテレビを変えるつもりでいく。そうでなければ意味がない。
あとは読んでください。たかじんの新しい発見がいくつもあります。ファンには涙ものです。
情報。
ニキビはプロアクティブ
アフラック。EVER。0120−37−98−98(みなくわくわ)
おのののか頑張れ。
すっきり長澤まさみの海外ドラマの話題。詳しくは最後に。
ダイエットはメタバリア。ネオ。
疲れた時はアリナミンA.
メリベリン、CCクリーム。肌うるおい。
エイブルお部屋探し。
SEIMSは富士薬品


DVD[ショコラ]
長澤まさみが初の海外ドラマに挑戦。
窪ノ内の同名漫画を、実写化した台湾ドラマ。元やくざ組長が始めたケーキ屋に姐さんの面影残す日本育ちの千恵(長澤)が転がり込んで。全篇通して北京語だそうです。長澤頑張りました。
ついでに、もう一本、映画を紹介。
「96時間。レクイエム」1・9より公開。
元CIAの秘密工作員、ブライアン・ミルズが三度見参。シリーズ最終章は、妻殺しの汚名を着せられたミルズが、愛娘の協力を得て、反撃に転じていく姿を描く、究極のリベンジマッチ。L・Aを舞台に描かれる活劇シーンは原点回帰的演出。