真夜中の探偵

1・11(日)
「花燃ゆ」NHK夜8時。(日)
生涯の友として、意気投合し、ともに江戸に遊学にでかけた、小田村伊之助(大沢)と吉田寅次郎(伊勢谷)。ある日、寅次郎から杉家に手紙が届く。手紙に書かれた伊之助の名前にときめく文(井上)。彼にひそかに憧れを抱いていたのだ。一方、寿(優香)には寅次郎の人望により、各上の家との縁談が持ち上がる。しかし、長州藩から東北視察の通行為手形が届かないことに業を煮やした寅次郎がいきなり脱藩。これが原因で、寿の縁談は破談になる。災難続きの家族のために、文は。

オリエント急行殺人事件」フジ、1・11(日)夜9時、第一夜。
三谷幸喜脚本です。出演は野村萬斎、松島奈々子。二宮和也、杏、玉木宏沢村一樹佐藤浩市。第一夜は、アガサクリスティの原作に忠実に、翌日の第二夜は、三谷のオリジナル脚本で。
第一夜。2月のある朝。豪華列車「特急東洋」に乗車した名探偵・勝呂(野村)は、実業家・藤堂(佐藤)から身辺警護を頼まれるが、彼の横柄な態度に拒絶。翌朝、大雪のたmに列車が立ち往生する中、藤堂が他殺体で発見される。勝呂は寝台車の乗客12人の中に犯人がいると判断し、一人づつ尋問する。
1・11(日)
「だから荒野」(逃げる主婦)NHKBSプレミア。夜10時。全8回。桐野夏生原作。
専業主婦の朋美(鈴木)は、46歳の誕生日に家族を外食に誘う。しかし、次男の優太(浜口)にはドタキャン、夫の浩光(杉本)には朋美が運転していくなら行く、といわれる。家族から祝いの言葉もなく、浩光は、「誰もお前のことなんか、見ていないよ」と告げる。朋美は席を立ち、そのまま家出を敢行。高速道路を一路西へ向かう。サービスエリアをはだしで歩く百音(小野)に出会った朋美は、彼女とともにホテルに泊まるが。

「真夜中の探偵」有栖川有栖(小説)
まずは帯から。
数年前に失踪した母のゆくえが掴めぬまま、17歳の空閑じゅんは大阪で一人暮らしを始める。探偵行為の咎で逮捕された父との面会が許されない状況下、思いがけない人物に声をかけられたのをきっかけに、純は探偵への道を歩きだした。木箱に入った元探偵の溺死体が発見され、純は水の棺の謎に挑戦sる。
さて、感想ですが、これって推理しょう説なのかな。三分の二くらいまで辛抱して読んだけど、普通のスパイ小説みたいで、全然謎が出てこないの。純の日常ばかり。純のバイトの話ばかり。後は、新聞をにぎわす連続殺人事件の話題。北海道が独立して、探偵業が罪になっている世界。ちょっとファンタジー。後は現実の日本。北海道からの毒の念波をうち破るためにと、連続殺人をした男が死刑になる。これと純とどういうつながりがあるのか。三分の二の所で、ちょっと飽きてよむのを止めた。謎が出てこない。

情報
松島ナホミ。いい。ピンクのポイズ買った。
「戸津川警部」
新潟の十日町でAモデルが殺される。その前、彼女は、19日の午後に失踪。3時。武田社長と連絡を取り合っていた。だが、武田社長は行方不明。青木マネージャーは、ずっと仕事で10日町にいた。Aモデルの死亡推定時刻は深夜。で、戸津川の推理。怪しいのは、青木マネージャー(社長に恋人とのことを怒られて、別れさせられていた)。でも、アリバイはあるので、Aモデルが東京まで行って、そこで、共犯の人間に殺されたのではないか。怪しいのは、副社長(昔社長の子供を中絶させられた。今、Aモデルに地位を取って変わられそうになっていた)。十日町は、上越線廻りで、東京までくれば、青木にも可能。そのうち、武田社長が車の中で溺したいとなって発見される。発見されたのは東京。やはり、副社長が怪しい。でも、社長の死亡推定時刻は、20の深夜。この時間、副社長は社長夫人と一緒にいたと主張。これで、社長に裏切られた社長夫人のアリバイもあることになる。さらに怪しいのは、元社長と付き合っていて、やめさせられたモデル椿。実際、彼女は関係なかったのだが。さらに、青木マネージャーも毒殺させられる。で、結論。Aモデルと青木マネージャーを殺したのは副社長。武田社長を殺したのは、社長夫人。無名の女優二人が犯人だなんて、今一だよね。