ソロモンの偽証1


1・12(月)
「警部補・杉山真太郎。吉祥寺署事件ファイル」午後7時。TBS。スタート。
敏腕刑事が、仕事と家庭の両立に悩みながら、事件解決に奔走する姿を描く。家事と捜査の両立に努める杉山(谷原)をみかねた、芳江(高橋)は、子供たちの面倒を見ると申しでる。
1・12(月)
太鼓持ちの達人。正しいXXのほめ方」テレビ東京、深夜零時28.スタート
ハウツー本が原作の処世術ドラマ。ゲーム内のスタローン大佐(手塚)ら“太鼓持ちの達人”からほめる知恵を伝授された悩める人々が敵をほめて困難を乗り越えていく。
1・12
オリエント急行殺人事件」第二夜。富士、夜9時。
第二夜は、犯人の視点で事件を振り返り、犯行に至る経緯を丹念に描く。被害者・藤堂の経歴から、勝呂は、5年前に起こったある悲劇の復讐であると推理。陸軍の剛力大佐(石丸)と曽根子夫人(吉瀬)を襲った不幸、そして事件の真相が明かされていく。

「ST赤と白の捜査ファイル」映画1・10公開
藤原竜也岡田将生主演。
囚人の脱走を企てた天才ハッカーが死亡。殺害の容疑者として赤城が逮捕され、STは解散させられる。その後、留置所から脱走した赤城を、警察は元STのメンバーに合わせることに。そんな中、赤城の無実を信じる百合根は。

「ソロモンの偽証1」宮部みゆき。(小説)
まずは帯から。
クリスマス未明。一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か、自殺か。謎の死への疑念が広がる中、同級生の犯行を告発する手紙が関係者に届く。さらに過剰報道によって、学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった。一つの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。それに抗し、死の真相を求める生徒たちを描く、現代ミステリーの最高峰。
ええとですねえ、6巻まであるから、余計なことが沢山はいっているだろうなあ、と思って読み始めたら、その通りでした。まず、老人が出てくるの。で、この人が野田健一を見かけるの。野田は柏木の死体を発見するだけの男の子なのだけど。夜に一人で、公衆電話を延々とかけているの。何か心配そう。でもって、この老人の役目は、これだけ。後はまるっきり出てこないの。なのに、老人の過去、それも戦時中の疎開の事からあれやこれやがどっさり語られるの。十数ページにわたって。すべてがこんな感じ。(最後まで読んだら、最後の最後に老人はまた出てきて、重要なやく をしたんだけどね)。新しい登場人物が数名出てきて、順番で語られるんだけど、そのたびに、その人物の過去が延々と語られるの。でも退屈ではないのね。それはさすがに直木賞作家の筆力か。ひきずりこまれることは引きずりこまれるの。でも、なかなか話が先に進まないの。柏木が転落死して、保護者会が開かれる時も、一人一人スリッパの袋を渡して、どこへ座ってとか、些末的なことが延々と語られるの。でも、この会で、ヒントが得られるの。柏木は大出他二人にいじめられていた。
でもねえ、ゆきが降っていたんだし、何人かの争った跡があれば、殺人とかすぐわかるから、その辺の警察の捜査は書いて欲しかったわ。あ、一人の足跡しかなかったようなのだから、書いてしまったら、それで終わりか。やっぱり書かないのが正解なのね。いや待て。大出は来なかったけど、別人は来たんだから、足跡は複数あって、書いてもいいよね。でも、足跡の上に雪が積もったって設定なのか? その辺は詳しく書いてないが。それなら書かなくても正解か。
そして、この巻の最後の最後の方になって、同じクラスの樹里が告発状を出すの。柏木が大出たちによって、屋上から突き落とされるのを見た、という内容。でも、学校も警察も、すぐには取り合わないの。どうせ偽物だと思って。で、第一巻はここまで。いやーながかった。でも、筆力があるからすんすん読めるんだけどね。 

情報
剣と魔法のログレス
青汁に乳酸菌。世田谷食品の青汁。
サワイはジェネリック
若草色のクラウン、トヨタで。
息子を忍者にしてあげたい。よかった。