AT HOME

8・17(月)
「AT HOME」本多孝義
この人、「真夜中の向こう側」の人じゃないかな?忘れた。ま、いいか。これも、映画になるそうで。最近、ミステリーに行き詰ったので買ってみました。
短編集です。でもって、この作品は第一作。
筋。5人家族がいるんです。父は泥棒。母は詐欺師。僕はパスポートの偽造。さらに妹と弟がいるんだけど、二人はまだ学生(中学生九くらいか。)弟はゲームに嵌っている。で、構成を言ってしまうと、みんな赤の他人。それぞれに、DVなどを受けて、死にそうになっていた所で、出会って、家族になった。今日、父は応挙の絵を塗すんでくる。どうせ偽物だと思って、売っちゃっておく。さて、僕は、印刷所で、偽札の製造を見物する。で、帰ると、詐欺をしかけた母が、誘拐されたとの電話がくる。どうやら、カモにした相手がやくざ崩れだったようだ。で、二重底になっているバッグから、家族専用のケータイを見つかってしまったらしい。
指定さrたホテルにいく。偽札を持っていく。そこにいた男は、パソコンに、殴られ、縛られた母を映し出す。どうやら、同じホテルのそれも、下の階らhしい。で、金を渡す。しかし、そこへ弟が入ってくる。(無線で聞いていた)。父の銃を持っている。母を殴って、縛ったことで、自分が、昔、柱に縛り付けられた過去を思い出してしまって、怒って、男の足を撃ってしまう。
そこで、父が銃を奪って、逃げろと言う。自分が泥棒に入ったら、男に見つかって、殺されそうになったので、撃ったことにすると言う。そして男の心臓を撃って、ついでに、自分の足も撃つ。捕まるが、正当防衛で、短くて出てこられるはず。
僕らは逃げる。そして数年後、父と再会。妹とは籍が入っていなかたので、結婚。
感想。泣かせる。しかし、こんな短いのをどうやって映画にしたんだろうね。そっちのほうが気になる。
2・日曜日のヤドカリ。
妻に手紙が来て、同級会だと言って出かける。その後、男の子(A)が訪ねてくる。この家の住所に何度も、父は手紙をだしていた。そして、一週間前から行方不明。で、推理。その男は、母の昔の夫。で、再度、駆け落ちしたのではないか、と考える。
で、男の子が、よく連れて行ってもらったという遊園地に行く。すると、Aの父がいる。彼は言う。別れた妻に、娘に合わせてくれと言って、何度も手紙を出した。で、一週間前から家に帰らなったのは、仕事を探しているから。家に帰りにくかった。妻は、どうやら、本当に同級会に行ったらしかった。娘とは、たまに合わせることにする。

3・リバイバル
主人公は、街金に金を借りて、返している。法外な利息。で、Aが、外人の女と偽装結婚すれば、それはチャラにしてやるという。で、女がくる。妊娠している。たまに、その女の男と思われる外国人がやってきて、やっているらしい。ある日、男が、やくざにぼこぼこにされていた。そこへAがやってくる。そして、話をしてくれる。あるヤクザの息子が、外人の女を気に入って、抱いた。だが、飽きたので、父のヤクザに捨ててくれと頼んだ。で、その父ヤクザは、Aの親分に処分を頼んだ。で、Aにその仕事が回ってきた。Aは使えると踏んだので、処分せずに、おいた。だが、それが、やくざの親分にばれてしまった。おまけに、本当の恋びとがいる。それで、怒った親分がぼこぼこにした。で、Aは本当に処分を言い渡される。主人公は、黙ってみているしかない。だが、Aは言う。不法入国で、本国へ返すと。男は知らない。
4・共犯者たち。
主人公の妹(A)の息子が主人公に預けられる。みると、あざだらけ。ママにやられたと言う。で、主人公は一緒に自分の父に逢いに行き、それを打ち明ける。すると、Aの夫に連絡すると言う。で、Aの夫が引き取りに来る。そして、実家で預かってもらう。
だが、妹(A)は自分はやっていないという。だが、妹は、精神的に不安定は、精神科に通っていた。で、主人公の父に話す。主人公の父は、妹を信じるので、DVはAの夫がやったに違いない。となると、子供を取り返す必要があると言う。そして、Aの夫の実家に乗り込む。すると、Aの夫の両親が出てくる。で、喧嘩になる。すると、Aの夫は、DVをしたことを認める。だが、しつけだと主張して譲らない。おまけに、Aの夫の父からいさめられると、自分の父が昔自分をしつけと称してDVしたことw持ち出して、同じだという。だが、最後には、Aの夫の父にいさめられて、息子を返してくれる。
感想。なかなか、奥が深いわ。それにしても、皆離婚していて、問題を抱えていて、ちょっとワンパターンかな。

情報
ベッキーいい。