蘭学探偵岩永源庵・海坊主と河童

蘭学探偵岩永源庵・海坊主と河童」平谷美樹
1・高路と鉄鍋。
江戸時代ミステリーを書いているので、参考に買ったの。この人はスケールが大きいわ。よく先生にスケールが大きいのを書けと言われるのだけど、でかすぎて、着いていけない。
江戸時代、四か所で高魯を立てて温泉を掘っている人がいるの。しかし、出ない。で、あきらめて、富士の風穴を見に行った。尾行すると、風穴に水を大量に注いでいる。そこで推理。
江戸で温泉を掘っていたのも、富士の風穴に水を入れていたのも、目的は一つ。水蒸気爆発を起こさせるため。それを起こすと大洪水になり、家が倒壊して、材木の値段が上がる。バックには材木問屋が付いていた。これは蘭学書物に書いてあるから、やったのは蘭学者。平賀源内。
感想。うーんでかすぎて、ついていけない。
2・鬼火と皮ひも。
鬼火が起きて、火付けがおこる事件が続いている。ある日、蕎麦屋の客が席を外したすきに同じ事件があった。で、野原に皮ひもが落ちていた。で、エレキテルで静電気をおこして火を点けたと推理。
感想。薀蓄ばかりで、よくわからない。
3・吉と橘。
これもよくわからない。
4・海坊主と河童。
海で海坊主、皮で河童が目撃される。証言から推理。頭が丸い。鯨ではない。オットセイにしては大きすぎる。アザラシにしては、胸鰭がない。で、薀蓄から、革製の潜水艦と推理。竹筒で息をしている。つまり、泥棒一味。
感想。これも強引な気がする。

情報
ユーグレナ、効く。
キウイの力、凄い。