紅迷宮

「紅迷宮」ミステリーアンソロジー
1・椎川恵。いやな女。
これはミスディレが効いていておもしろかったわ。私は、A子がフランス料理やで男と食事をしているのを見て、男を好きになってしまう。頭の弱いA子の姉が一緒に。で、男を取る。するとA子から感謝の手紙。あの男は、頭の弱い姉に付け込んで、遺産狙いで結婚をした。あなたはいつも私の物を盗むので、わざと近づけた。案の状、取ってくれた。写真も撮った。これで浮気の証拠ができたので、別れられる。有難う。
2・「泥棒猫」柴田よしき。
私は親友の恋人を取った。後からお礼の手紙。あなたはいつも私の物を取る。だからわざと恋人を近づけた。あいつはすごいストーカーだから、ね。ご愁傷さま。
感想。前のと似ている。
3・「地底に咲く花」五条英
パキスタンからの不法滞在者の話。昔、アキムと名乗っていた女。今、ユリアと名乗っている。似ている。感想今一。
4・橋を渡る時。光原百合
私は、電車で川が怖いという友達Aと逢った。で、親しくなって、根堀は堀聞く。すると、昔、母親が「おばあちゃんの処へ行こう」と言ったのを思い出す。それから推理。ふつうなら、「おばあちゃんちへ行こう」と言う。それなのに、所へ行こうといった。これはつまりあの世。その言葉の後、川に入って死のうとしたのでは?
感想。この人は天才だわ。これぞミステリー。
5・まなざしの行方。桐生典子。
幹夫は老人。化け物が見え始めた。手足もしびれてくる。頭を打ったせい。硬膜下血腫。手術をした。病院で、入院している里という女性を好きになった。毎日日記を書く。よく鳴ったり、息子が金の無心にきたり。20に見えるけど、70のバーサン。感想。よくわからない。
6・失われた2本の指。篠田節子
鮫島は福祉事務所にいて、養育費を払わない夫のもとへ。結構裕福な生活をしている。そこへ新しい妻が。昔の恋びと幸子だった。香水をつけている。幸子は言う。夫は養育費を払っているはずだ。その証拠に自分の家にも8万しか入れない。それにやきもち。おまけにDV.
怒ってその男を殴りつけた。幸子がかばった。幸子と逃げるのをあきらめた。感想。よくわからない。
7・笑うウサギ。森万砂子
僕は銀行員。ある男Aの勧誘に行く。部屋にウサギの絵。5千万の預金をしてくれると言う。その代わり、ある結婚式にウサギの檻を届けて欲しい。やった。牡丹を押すと、ウサギが飛び出す。パニックになった。逃げた。Aに話した。3千万だけ入金。あと二千万は、もう一つの仕事の後。留守番。沢山のウサギの絵。Aは言う。先日の花嫁は、実はストーカーなんだよ。夜中、付け火をされた。hしかし、Aは火災保険で太った。納得がいかない。
感想。今一。
9・ビロード屋。小沢真理子。
茶店にくる客と他愛ない話。息子の総の事。でも、実は総は廸子の従妹。脳イッケツで廸子が死んだ。総から見た廸子の思い出。感想。よくわからない。
10・落下、長いするみ。
志保子は若い画家、了の絵「爪痕」に惚れた。量の作品を盗み見た。裸婦。自分だと思った。ある日、了が階段から落ちて死んだ。酔っていた。でも、突き落としたのは自分。裸婦が自分ではなかったkら。感想。今一。

情報
キンドルペーパーホワイト、読みやすい。
植物図鑑、運命の恋広いました。