金田一7(異人館ホテル殺人事件)

金田一7(異人館ホテル殺人事件)
帯から。クリスマスの函館。イベントで殺人を予告する脅迫状が。金田一はそこへ。そこの劇の中で、本物の殺人が。「赤ひげのサンタクロース」は一年前に死んでいた。
筋。第一の殺人。沢山おいてあるグラスの真ん中からとって、主役が死ぬ。これは簡単に解ける。主役の大本に、真ん中のグラスを取れと書いてあった。
赤ひげのサンタクロースは316号室を三年も借りていたが、一年前に殺されていた。部屋は真っ赤だった。
次に赤ひげのサンタクロースの部屋で、殺人が。11時59分に犯人から金田一に電話が。その時、金田一は入って、殴られて失神。赤ひげのサンタクロースはフロントへ電話。316号で殺人が。
劇団の皆が真っ赤な部屋へ。あかないから、外壁の窓の外から入ろうとする。確かに赤ひげのサンタクロースの影が。だが、廊下に回って新しい鍵で入ると、死体と金田一が。カギは12時に暗号が変わっていたので、密室。
犯人は金田一かと警察は言う。
で、謎解き。実は真っ赤な部屋は、その隣で、ライトで赤くしていた。そこに赤ひげのサンタクロースがいた。だから、最初から316には殴られた金田一と死体しかなかった。(このトリックは秀逸)
で、動機は。赤ひげのサンタクロースと一緒に泊まっていた仲間がいて、麻薬の密輸をしていた。赤ひげのサンタクロースが死んだので、被害者となった男が持ち逃げしたのかと思って、復讐した。
これも、時代劇には使えないわ。ライトがないから。残念。

情報
クリニカ、いい。
蘭夢2500円。