三度目の殺人

「三度目の殺人」続き
だが次の日、被害者の娘c子が重森を訪ねてきた。実は、あの50万は、食品偽装の裏かねであったという。国産の高い小麦粉を輸入の粉にすり替えて、それのお礼で、50万をミスミに振り込んでいたのだ。さらに驚くべきことを言う。自分は、父(被害者)からレイプをされていた。それをミスミに話したら、同情して殺してくれたというのだ。それを接見でッ三角に話したら、またへらへら笑っているだけ。
おまけに裏を取ろうと調べたら、C子とミスミは付き合っていた。写真もある。おまけに、C子は、万引きはするし、生まれつき足が悪いのに、階段から落ちてからだという。嘘つき。誰を信じたらよいかわからなくなってしまう。
その上、三度目の接見に言ったら、殺人すらやっていないと言い出す。でh、なぜ、最初認めたかと言うと、財布を盗んだのが先で、後から死体がみつかり、自白すれば死刑にはならないと、刑事に言われたからだと言い出す始末。
これでは、捜査を最初からやり直さなくてはならなくなってしまう。それは、スケジュール的に言って無理。それで、三社のすり合わせで、最初の方針で、進めるが、反省の石がないとひて、死刑と決まり、判決もそう出される。
その裁判で、ミスミは、何度もやっていないと叫ぶ。
重森は、誰が誰を裁くのかわからなくなってしまった。
感想。重かったわ。
情報
蘭夢2500円。0120−55−9617