初物語り」続き

「初物語り」続き
4・凍る月。河内屋の貰い物の荒巻じゃけが消えた。数日後、奉公人のお里が、自分が盗んだと言って、そのまま出ていってしまった。ところで、当主は、松太郎という。上総の国の百姓の息子。丁稚10年で、娘と祝言を挙げた。二代目当主になった。奉公人に強く言えないので、茂七から意見をしてもらった。そしたらお里が消えた。二人は付き合っていた。なぜか?霊感坊主に見てもらうと、もうなくなっていると言った。ところで、屋台の親父の行動がおかしい。尾行すると、お里と逢っていた。只ものではない。河内屋から、屋台の隣の酒屋が仕入れをしている。それで、河内屋の情報を得ていたらしい。屋台の親父の話。お里は赤坂の知り合いの家にいる。松太郎に惚れていた。それで思い切るために家を出た。荒巻じゃけ一匹で悩んでいる松太郎に嫌気がさした。
感想。これも、ミステリーではない。
5・遺恨の桜。霊感坊主、が弥勒寺の近くの道でならず者に絡まれて、散々殴られた。一つ目橋の相生屋に頼まれて出向いた帰りだった。そこは相生屋の本家。分家は向島にある。読売に聞く。噂を聞いていた。本家のお夏のいいなずけの精一を探してほしいと頼んだらしい。連関坊主はあおい桜(うろ覚え)の下といった。それは向島の分家にあった。そこに精一の死体があると茂七は踏んだ。実は、霊感坊主は分家で、その話を聞いていたのではないか。分家に行くと、膏薬のにおいがぶんぶんする。うんちの匂いに似ている。で、一番奥の部屋を探すと、いいなずけが大けがをしていた。
感想、今一。

「探偵少女アリサの事件簿」東川篤也。
短編集。ドラマ化だそうで。そうでしょう。蝶面白い。主人公のキャラが立っている。主人こうアリサ5歳。外見はロリータ。でも,超頭がいい。最後犯人に飛び蹴りをする。このキャラは使える。超ほしいと思ったけど、テレビで有名になってしまっては駄目。泪を飲んであきらめた。
1・探偵少女、溝口に現る。
語り部の僕、絵のモデルに行く。竜也が二代目の画家。父は超有名。竜也はそれほどでもない。悲鳴。母が殺された父をアトリエで発見。アトリエにはドウの額縁。血がついていた。どうやらそれで殴られたらしい。その銅の額縁の絵は、僕が、応接間で、竜也に見せてもらっていた。僕と警察の推理。泥棒が入って、銅の額縁をもって父のアトリエに入って、殴って殺した。応接間に帰ると、銅の額縁はなくなっていた。でも、僕には一つ気になることがあった。悲鳴を聞いて、かけつける途中、竜也が一分だけ、応接間に入った。しかし銅の額縁は持ち出さなかった。これに対して、アリサの推理。
竜也の得意は、細密画。だから、応接間のは銅の額縁を細密画で描いた絵。それを、一瞬でもってポケットに入れた。その前、絵に入る前、同じ銅の額縁で、すでに殺してあった。
感想。舌を巻く鮮やかさ。

情報
レノア。いい。
アトリックス、効く。