タイマ

タイマ（獄本野ばら）獄は山冠のついているたけです。今週も忙しくて新作が読めなかったので、ちょっと前のです。これは、下妻物語（うろ覚え）で映画にもなった人の、逮捕されたときの感想を書いた小説です。下妻の時は、ゴスロリとか服などには非常に力を…

鼓笛隊の襲来

『鼓笛隊の襲来』三崎亜記前に一度、『隣町戦争』で紹介したことのある人の短編集どす。できるだけダブらないで新人さんを紹介しようと思っているのですが、今は、応募作品にかかりきりで新しいのが読めないのでおす。今年は、大阪女性文学賞とラブストーリ…

『相棒・劇場版』映画これは、宣伝しつくされているので、改めて内容説明をするまでもありまへんなあ。ですが、ちょっと、補足させてもらうと、マラソンのシーンはそんなに多くはありまへんがな。全体の三分の一くらいかなあ。小説を書いておる人間からする…

『わたくし率イン歯ー、または世界』川上未映子同じ人は避け、なるべく多くの人を紹介しようと思うて、さとうさくらの『SWICHI』（日本ラブストーリー大賞の審査員絶賛賞を受賞）とか買うて読んでみたんどすが、帯にかかれておった、サリンジャーの再来と…

『スシ王子！ＮＹへ行く』映画。堂本光一主演のコメデー映画でおます。監督はんは『ケイゾク』『トリック』などの堤幸彦はんだす。テレビドラマ版は、『時効警察』など、独特な話題をふりまいている金曜ナイトドラマ（テレ朝）の枠で話題になったそうだす…

『黒冷水』羽田圭介第４０回文芸賞受賞作です。史上最年少１７歳での受賞なんだとか。本屋さんにうずたかく積まれていたので、買ってみました。文芸賞といえば、『蹴りたい背中』の綿矢りささんのデビューした賞どすえ。でも、若いからだけやおまへん。内容…

『鴨川ホルモー』万城目学第四回、ボイルドエッグズ新人賞を獲得して、１５万部のヒットになり、映画化が決まったそうです。内容は、京都大学の大学生が、鴨川ホルモーという、先輩たちから受け継がれている伝統行事の執行役に抜擢され、鬼（最初は式神と…

『ぼくたちと駐在さんの７００日戦争』ママチャリ。本、映画ブログで１５００万アクセスを獲得したんだとか。とに角、面白いです。内容は、作者の高校生の頃のイタズラと、それに復讐する駐在さんと、さらに、また復讐するぼくたち。最初は、原付のバイクで…

『乳と卵』川上未映子もう、さんざん宣伝しつくされているので、改めて私がとりあげる必要もないのですが、毎月、小説教室（一歩会）で、純文学とは何か、ということを議論していて、何となく、最近は純文学に目覚めつつあるのですが、これを読んだら、ギャ…

『ペネロピ』映画、本。ファンタジーと現実社会の混じった超笑えて泣ける、感動作です。ディズニーの『魔法にかけられて』もファンタジーとリアル社会の混じった設定のようだし、英米では、こういうのが流行なのかしら？まあ、いずれにしても新鮮でした。 …